ブログ初心者がドメイン選びで後悔しないために知っておいたほうがいい情報5選
この記事では、これからブログを始める初心者の方にドメイン取得について、分かりやすく解説しています。
ブログを副業にしてお金を稼いでみようとする場合には、独自ドメインと呼ばれるものを取得しないといけないのですが、初心者にとって「ドメイン」という横文字の言葉すら馴染みがなく、ちょっとわかりにくいイメージですよね。
そんな方のために、ドメイン選びで後悔しないために知っておいたほうがいい基本的な情報を5つご紹介します。
- そもそもドメインとは?
- ドメインには独自ドメインと共用ドメインの2種類がある
- ドメイン名の決め方は5つのタイプにわけられる
- 独自ドメインには新規ドメインと中古ドメインがある
- 中古ドメインの過去の履歴を調べる方法がある
①ドメインって何?
ブログを作成するにあたり、まずサイト名とドメイン名を決めます。
私のブログを例にとると、サイト名は「50代主婦がブログ収益化に挑戦!知識ゼロから始めるかんたんブログのつくり方」になります。
ドメイン名は、サイトURL「https://50th-bloglife.com」の「https://」から「.」までの間の「50th-bloglife」の部分になります。
ドメインとは、インターネット上の自分の住所にあたるものです。
ネットの世界上での住所を決め、管理をしやすくするという役割があります。
②ドメインには独自ドメインと共用ドメインがある
ドメインには、独自ドメインと共用ドメインがあります。
独自ドメインとは、自己所有できるオリジナルのドメインです。
独自ドメインを取得しておけば、万一、自分がブログを始めたブログサービス会社が、サービスを終了するという事態になっても、ブログを失うリスクなくURLごと別のブログサービス会社へ移動することが可能です。
また、ドメイン名を工夫して決めることで、ユーザーの記憶に残りやすく、検索につながることも期待できます。
対して共用ドメインは、無料で取得できますが、独自ドメインを一軒家(マイホーム)だと仮定すると、賃貸マンションに譬えることができます。
共用ドメインにはマンション名のようなサブドメインがついています。
無料のはてなブログを例にとると、URLは次のようになります。
「https://〇〇〇〇〇hatenablog.com」
hatenablogの部分がサブドメインです。
comの部分はトップレベルドメインという名称で、こちらも選択肢が複数あります。
- .com
- .net
- .jp
- .co.jp
- .org
独自ドメインと共用ドメインはどちらがいいのかな?
取得したドメインを特定のwebサイトに設定してから現在までの期間をドメインエイジ(エイジ=年齢)といい、一般的にドメインエイジが長ければ長いほど、検索上位に表示されやすくなると言われています。
webサイトはよほどの理由がない限り、同じドメインでできるだけ長く運営していくことが大切なのです。
ですからドメイン取得にあたっては、継続して使用を続けていくという前提のもとで、どのようなドメインとドメイン名にするのか事前によく考えて決定することが重要なのです。
アメブロやはてなブログなどの無料ブログサービスの共用ドメインを利用すると、Googleアドセンスは使用できないので注意が必要です!
③ドメイン名の決め方は5つのタイプにわけられる
- ブログ名型
- 運営者名型
- ブログのテーマ関連型
- キーワード型
- その他型
それぞれのタイプについて、メリット・デメリットを見ていきましょう。
ブログ名型
ブログ名と同じドメイン名にするのは、一般的な決め方です。
- 完全一致で同じにするケース。ただし、欲しいドメインがすでに取得されている場合は使用できないので、下記の「一部のみ使用」など代案を考える。
- ブログ名が長い場合、一部のみ使用するケース。 例えば「everydayhappymama」を「happymam」「edhmama」にするなど。
webサイト名とドメイン名が同じだと、ユーザーがひとめ見て、どのような内容のサイトなのかがわかります。
運営者名型
例えば、鈴木花子という名前でブログをやる場合に、ドメイン名を「https://suzukihanako.com」にすることも可能です。
※ただし、すでに同じドメインが使用されていないことが条件です。
ブログのテーマ関連型
例えば、シングルマザーの子育て記録のブログを作るなら「single-mama-blog.com」みたいな感じでドメインを作ると、ドメイン名だけで何となく内容がイメージしやすいですよね。
キーワード型
例えば、ハワイ旅行の楽しみ方のブログを作るのであれば、「hawaii-travelers-guide.com」のようにハワイ、トラベラーズ、ガイドというようなキーワードを組み合わせてドメインを取得することもできます。
その他型
私のブログのドメインの「https://50th-bloglife.com」のように自分の好きな文字列で自由にドメインを取得することも可能です。
- サイト名とブログ内容に関係なく、自分の好きな文字列を選択する。
- 中古ドメインを取得し、自分では文字列を選べなかったケースなどがある。
④独自ドメインには新規ドメインと中古ドメインがある
新規ドメインとは、新しく発行されるドメインで、有料で取得します。
費用は年間で数千円程度になります。
ドメインを販売している会社はたくさんありますが、私がおすすめするのはお名前ドットコムです。
お名前ドットコムでは、新規ドメインも中古ドメインも販売されています。
新規で取得する場合、すでに使用されているものでなければ、自分の好きな文字列やトップレベルドメイン(.comや.jpなど)を選択できます。
中古ドメインとは、過去に第三者が使用していたすでに運用実績があるドメインです。
新規ドメインと中古ドメインのメリットとデメリット
それぞれのメリットとデメリットを比較してみます。
メリット | デメリット | |
新規ドメイン |
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中古ドメイン |
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私も中古ドメインにすればよかったなぁ…と後悔しています…
SEOは権威性の重視されるようになったが、それもハックされつつあるね。
ここだけの話、権威性の強い中古ドメインを買えば簡単に検索順位が上がるようになった。
具体例をだすと、激戦KWである「脱毛サロン おすすめ」で1ページ目に表示されるこのドメイン。
2014年長崎国体のドメインなんだよ。 pic.twitter.com/HPcQ8N52SE
— アフロ / 逆転のWEBコンサル(千葉でインターン募集中) (@afro_three) December 11, 2019
⑤中古ドメインの過去の履歴を調べる方法がある
- ドメインパワー(DA:ドメインオーソリティ)が最低でも25以上あること
- 外部リンク(被リンク)の数が最低でも100以上あること
- 日本語で運営されていたサイトのドメインであること
- これから運営するサイトの内容と同じジャンルか近いジャンルのサイトであること
- オーナーチェンジの痕跡がないこと
上記の5つは必ずチェックする必要があります。
取得したい中古ドメインが、過去にどのようなサイトであったのか、購入に問題がないかを確認する方法をいくつかご紹介します。
まとめ:ドメイン名を決めるときのチェックポイント
- ブログと運営者情報を端的に表しているか?
- ユーザーにとって、どのような運営者による、どのような内容のブログなのかがわかりやすく、安心感がある名前になっているか?
- 文字数は長過ぎないか?15文字ぐらいまでがベスト。
ドメイン名は、サイトを構成する重要な一部です。
画面上タイトルが全表示にならない場合でも、左上のURL表示ではドメインが見えるので、サイトとドメインの関連性があれば、サイト内容がわかりやすく、検索結果などでユーザーにクリックされやすくなり、アクセスされやすくなります。
ドメイン名だけで検索結果が上位になるなどの、直接的な影響はないとは言われていますが、ユーザーにとって利便性が高まることで、クリック率や訪問される数が上がり、間接的にドメインパワーが高くなる、そういった小さな積み重ねが必要な世界なのです。
あなたの候補のドメインが使用可能かどうか、確認してみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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